放課後の教室

ドラマ、映画、本、感想ブログ



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佐藤さんと佐藤さん

活発なサチと真面目なタモツは

正反対で惹かれ、つき合う。

ふたりは、どっちも佐藤という同じ姓。

卒業後は、同棲をし子供ができたことから

結婚する。

 

てっきり、結婚して

「佐藤さんと佐藤さん」になるのかと

思ったら、最初から佐藤さんだった。

 

ふたりのケンカの仕方が

ああ、合わないふたりなんだな

すごく、細い糸でかろうじて

繋がっているように見える・・・

 

サチの方が、タモツを好きで

タモツの勉強も一緒に始めたりする。

ところが、司法試験に受かったのは

サチだけだった。

 

弁護士になったサチと

司法試験に受からないタモツは

逆転夫婦として子育てを始める。

 

タモツが抱える孤独は、子供を産んだ女性なら

すごく、共感する孤独だ。

 

離婚する気がないのにサチが

じゃあ、離婚する?って言葉に

タモツは、離婚すると答えるも

金銭面で、司法試験に受かったら離婚すると

宣言する。

 

司法試験に受かった時、一緒にサチも

喜んでいたけど、きっと、もう離婚する気は

なくなったんだと思ってたのに

タモツは、やっぱり離婚したいキモチが

大きかった。

 

サチが、弁護士として

いろんな人たちの離婚が描かれるんだけど

この映画には、結婚して幸せな人は

出てこない。

 

絵に描いたような離婚への系譜。

 

この映画で、よかったのは

タモツの地元の先輩・リサが

タモツが、妻の愚痴を言った途端

他の人と同じなんだね、ガッカリと言って

そっけなくなるところw

カッコいいなーw

そこで、不倫にならないところがいい。

 

結局、サチとタモツは別々になって

子供を交互に見る関係になってしまう。

弁護士になったタモツはハツラツとして

楽しそうなのに対して

サチは、ひとりになって泣いてた。

 

ふたりの15年間を描いた映画だけど

私が、長い事、病気して

育児も家事も仕事もしてくれた彼に

感謝しかないなーと思った。

 

結婚したら、恋人同士のようにはいかないって

よくテーマになるけど

私たちは、子供が自立したら

また恋人同士の時間に戻った感じなので

これは、言っちゃダメだ。

これを、言ったらおしまいだ。

と、いうケンカはしちゃダメだと思うんだよね。