放課後の教室

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しょうがの味は熱い

綿矢りさの小説。

 

同棲する奈世と絃のすれ違いを描いた物語。

 

大学生の時に、付き合って

すぐに同棲したふたり。

同棲して1年近くといえば

ラブラブなはずなのに・・・

 

奈世の隣に絃がいるのに絃に会いたいと

強く求めているし

絃は、几帳面だし、奈世には話してないけど

もっと支えてほしいと思っている。

 

奈世は、一度は家を出て

一人暮らしに戻ろうと思ったが

絃からの

「家賃、半分払って」

「ずっと、ここに住むんだろう?」

と、言う言葉で同棲を続行させることに。

 

それから、数年後。

奈世は、絃の転勤の話が出て

その転勤がなしになったのに

無職になっていた。

そして、強く結婚したいと思っている。

ふたりの関係は、完全に1年近い頃よりも

悪化していたのに。

 

前回の家賃半分払っては

どうなったのだろう???

無職ってことは払えないよね?

 

奈世は、結婚すればすべてが、うまくいくと

思っている。

案の定、結婚話になると、ふたりは喧嘩をし

どちらかが家を出て、どちらかが追いかけ

そんなことを深夜まで一週間くらい続けていた。

 

毎日、朝早くに仕事がある絃が

「頼むから寝かせてくれ!!」と言って

ようやく、奈世は、荷物をもって出ていく。

 

奈世は田舎の実家に戻って

そこでも働かずに、日々を過ごしてる。

いい加減、父親も正社員の仕事を

紹介してくる。

そりゃ、そうだよね。

 

絃の方は、奈世がいなくなってから

部屋を綺麗にし、ジョギングを始めるが

3ヶ月経ってから、奈世がいない生活を

寂しく思うようになり

奈世に連絡を入れる。

 

奈世の方は、散々、絃のことを

父親に愚痴ったりして

徐々に前向きになった頃だった。

 

絃と再会し、プロポーズされる奈世。

奈世の方は、有頂天だ。

反対する両親の言葉も聞かない。

 

読者の声を両親が代弁してると思った。

また、一緒に住んだって

うまくいくわけないよって。

 

奈世は、ふたりの問題は

結婚してから解決していけばいいと

思っていたけど

絃は、結婚する前に

ふたりの問題を解決したいんだと

気づく。

 

気づくけど、奈世は絃と

東京に帰るんだよね。

 

何年付き合ってきたかという過去も

結婚したいと思った未来も

考えてなかった付き合ったばかりの

キモチで。今だけは。

 

そんな感じで、終わる今作は

奈世が、無職なのに

自分からプロポーズしようと決めた日

婚姻届と、花と、ケーキを買ってきて

仕事で疲れて帰ってくる絃から

「夕飯は?」と言われて

「作るの忘れてた」と言って

冷蔵庫の中には、食材もなく

これから買い物行って、作ると言う・・・

奈世・・・主婦に向いてないよw

 

絃も、本当にやりたい仕事じゃなくても

仕事に通うことはできると

本心を見ないようにしてるけど

好きな仕事に転職した方がいいと思う。

 

そして、奈世は、自立して欲しいw

 

結婚って、お互いに別々でも

生きていけるけど

依存じゃダメだと思う。

 

そんなことを思った小説だった。

しょうがの味は熱い

しょうがの味は熱い

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