夏木志朋原作小説。
◯場違いな客
◯スタンドプレイ
◯占い師B
と、3編の短編集。
共通するのは「常緑町」を舞台にしている。
どの物語も、軽すぎず重すぎない
とても読みやすかった。
逸脱したその先が、地獄ではなく
前向きな話になっている。
私が、想像していたのは逸脱して
どうにもこうにも日常には戻れない
後悔してもしきれないほどの奈落が
待ってる小説かと思っていたのでw
普段、どんだけ重たい小説を読んでるんだwww
「場違いな客」の篤は、家庭環境も悪く
家族に恵まれていないし、多分、学力も低い。
そんな篤が、逸脱した先では
きちんと資格を取ろうと思うし
喜屋武が、バイトから正社員にするだけでなく
いろいろとアドバイスする大人だったのも
よかった。
「スタンドプレイ」は、ストレスをためた
教員の智子は、見知らぬ女性の後をつける。
その逸脱した後は、そのストレスの原因と
向き合う。
「占い師B」の坂東には、かなり驚かされたけど
逸脱の先には、やっぱりハッピーエンドだったし。
この同じ町での出来事は
「場違いの客」で、喜屋武が好きになった女性が
「占い師B」で登場したり
実は、繋がっている。
日常の中の、ちょっとした逸脱の話なんだ。
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