山田詠美の小説。
引っ越しで、隣同士になった
幼なじみで親友の美しいえり子。
主人公・瞳美は、子供の頃から
彼女からの束縛から開放されたがっており
高校で、ようやく麦生と出会い
開放される物語だ。
えり子は、瞳美を自分の引き立て役に
選んだと瞳美は思っているけど
本当に、そうだろうか?
と、読んでいて思った。
女の子がもつイヤなところを
したたかに実行するには
えり子は、純粋すぎると思った。
最後、明らかになるえり子のキモチ。
えり子は、自分が美しいことも
モテることもわかっていたけど
瞳美にヤキモチを焼いてほしくて
言ったのかもしれない。
そして、えり子と麦生との関係も
麦生を奪おうとしないところに
瞳美が思っているえり子像とは
違うのではないか?
瞳美にとって、えり子は女友達だったけど
えり子にとって、瞳美は初恋の相手だった。
瞳美と麦生は、惹かれ合ったけど
カラダ以外の愛し方を知らなかったことや
お互いのカラダに飽きてしまったことは
まだ、幼さを感じた。
高校を卒業し、えり子は見合い結婚をして
瞳美とは疎遠になるけど
結婚という道で、初恋を終わらせたのかな・・・
この小説は、すごく読みやすかったなー
いつ書かれた作品なんだろう?
と、思ったら昭和だった。
