放課後の教室

ドラマ、映画、本、感想ブログ

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よるのふくらみ

窪美澄の小説。

 

続きが気になって3日で

読み終わってしまった。

 

同じ商店街で幼なじみとして育った

みひろと、圭祐、裕太兄弟。

圭祐と同棲してるみひろは

長い間、セックスレスに悩み

そんな自分に罪悪感を抱いていた。

 

この小説は、みひろ視点

裕太視点、圭祐視点で物語が進行していく。

 

子供の頃から好きだった圭祐と

結婚したら幸せになれると

思っていたみひろは

同棲の時点で、もう圭祐の実家で嫁みたいに

扱われているし

長い間、セックスレスで苦しんでいる。

 

圭祐も、裕太も、子供の頃から

みひろのことが好きで

先に、告白したのが2歳年上の圭祐だった。

 

圭祐は、真面目で優しくイケメン。

弟の裕太は、困った人をほっとけない

人懐っこい性格。

 

ふたりとも、それぞれのカタチで

みひろを大切にしている。

 

私は、自分が長女なので

圭祐に近いものを感じた。

 

裕太は、シングルマザーの里沙や

その子供のショウとも仲良くなって

恋人同士になる。

一人暮らしの中年男性の心配をしたり

友達にも囲まれている。

 

圭祐は、自分にない裕太の性格を

裕太は、自分にない圭祐の性格を

お互い羨ましがっている。

 

圭祐は、まるでヒーローのように

書かれていたけど

実は、友達がいなく

つき合った女性も、みひろだけ。

 

そのみひろとも別れて

東京から大阪へ転勤し

知らない土地で

本当に、ひとりぼっちになってしまう。

 

大阪の上司は、昭和の悪い風習を

引きずったような人間で

圭祐を風俗に誘う。

 

ほんと、こーいう文化は

廃れてほしいと思った。

 

みひろも、裕太も救われ

圭祐には、どんな救いがあるんだろう?

と、気になった。

 

最後は、それぞれのハッピーエンドに

なったと思う。

 

商店街という狭い世界の物語から

いろんなことを考えさせられる物語だった。