放課後の教室

ドラマ、映画、本、感想ブログ

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愛の嵐

嵐が丘」を原案とした昼ドラ。

嵐シリーズ1作目。

 

中学の頃、友達と一緒に夢中になった昼ドラw

夏休みの時に、母が見ていたのを知って

こんな、おもしろいドラマを毎日見てて

大人ってズルいって思ったw

 

昼ドラが、オーバーなストーリーではなく

純粋にストーリーが、おもしろかった時代の作品。

 

甲州の大地主・三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかると

父・伝右衛門が連れ帰った孤児の猛との身分違いの恋が

描かれる。

 

ひかるは、幼い頃から、猛のことが好きで

猛も、ひかるのことが好きだけど使用人の身なので

それを抑え込んでいる。

 

見ていて、早く素直になればいいのに!!

両想いなのに!!

と、ヤキモキしたw

 

やっと、伝右衛門がふたりの結婚を考えた時に

勇作が現れ、ひかるに一目惚れ。

どんな手を使っても、ひかるを手に入れようとする。

 

めちゃくちゃベタなんだけど

おもしろかったなーw

 

渡辺裕之田中美佐子中尾彬

キャストも豪華。

このドラマで、渡辺裕之を知る。

 

ひかるの兄・文彦が、子供の頃から

性格が悪い。

猛を、手下を使っていぢめたり・・・

大人になっても、親に金をせびったり。

文彦の女癖が悪いのは、伝右衛門の血だろうとは

思うけど。(愛人いたから)

 

勇作が、金のチカラで伝右衛門を陥れ

ひかると結婚するが

娘を身売り同然の結婚をさせたことで

伝右衛門は自害。

 

戦後、生きていた猛は事業で成功し

伝右衛門の屋敷とひかるを取り戻すために

動き出す。

 

もう、この猛の成り上がっていくさまが

見ててスカッとしたw

 

猛、モテるしねw

利用するために、勇作の妹・秀子と結婚。

最初、秀子は、意地が悪い女だったけど

猛を愛してから、ひかるへの理解度も加わって

すごく、いい女に変わっていく。

最後は、秀子から身を引く。

 

ひかるは、ひかるで8年間

勇作の妻として健気に生きていたけど

勇作が犯罪に加担したこと

勇作との子供を流産したことなどで

心が揺らいでいく。

しかも、意地悪な姑ありw

 

早く、そんな家、出ていっちゃないよーーー

と、思うw

 

ひかるが、離婚を決めたのが

勇作の一言だったってのも

勇作の自業自得だし

勇作を愛そうと思ったけど

一度も愛することはできなかったっても

ひかると猛の愛が強すぎる。

 

最後は、どうなっちゃうの???

ふたりは結ばれるの?

と、当時から、思ってたけどw

 

後半、文彦が、しれっと帰って来て

え、また、金食い虫生活が?と思ったら

改心して真面目に働いていると言って

結婚もしましたと

昔、同棲していた彼女を連れてくるので

母親の絹も認める。

 

文彦、ずっと、彼女と別れずに

結婚したところだけは偉いなw

でも、帰ってきてから

三枝家の主人みたいな顔をするのは

ちょっと、違うと思ったけどw

 

勇作の母が起こした火事によって

勇作は、大金をカバンにつめ

猛は、ひかるを助け出す。

 

あんなに、ひかるとの離婚を拒否していた

勇作は、この件で思い知らされて

ひかると離婚。

 

勇作役が、長塚京三なので

ずっと長塚京三が好きじゃなかったのは

この役のせいだと思うw

 

猛は、ひかると共に

山梨の甲州をワイン畑にする伝右衛門の

夢を叶えるためフランスへ旅立つ。

 

中学の頃、夏休み期間しか見れなかった

このドラマを、大人になってから

最後まで見れて、ほんとにうれしかった。

 

全69話。