放課後の教室

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国宝(ネタバレあり)

吉沢亮横浜流星主演。

 

3時間が、あっというまに過ぎた。

 

理由としては、物語に惹き込まれるというより

物語が動く、すぐに何年後、何年後と

常に物語が動いてるので飽きなかったからだと

思う。

場面展開が、うまい。

トイレ問題もクリアw

 

舞台は、歌舞伎の世界。

歌舞伎の当主・半次郎に引き取られた喜久雄(吉沢亮)と

半次郎の息子・俊介(横浜流星)が芸に青春を捧げながら

人生に狂わされていく。

 

見る前は、喜久雄と俊介が憎み合って

競うと思ってたw

そんなことはなく、ふたりは良きライバルとして

友情を深め、切磋琢磨していく。

 

喜久雄、美しい顔設定からか

モテるw

幼なじみの春江、舞妓の藤駒、妹のような彰子。

 

喜久雄の中での本命は春江だと思うんだよね。

プロボーズもしてるし

藤駒とは子供ができても一緒にはならないし

彰子のことは、ただ利用してただけだし。

 

春江は、喜久雄一筋だと思ったら

プロボーズ断るし

俊介と一緒に消えちゃうから

なんで?????

 

半次郎の代役に選ばれたのは

息子の俊介ではなく

喜久雄だったことから

俊介と春江は、8年間、消えてしまう。

 

俊介のいいところは、選ばれた喜久雄が

本番の日、震えが止まらなくて

化粧ができないでいると

化粧をしてくれるんだよね。

その時、喜久雄が血筋がほしいって

言うのも受け止めるし。

でも、喜久雄の舞台を見て

逃げちゃうんだけど。

 

喜久雄の方は、名前をもらって

順風満帆に行くかと思ったら

そうはならない。

 

歌舞伎に魅せられた喜久雄と俊介の物語が

軸になってたと思う。

 

個人的に、存在が大きかったのは

万菊。

不思議なオーラを放つ。

 

喜久雄に殴れてから

何かと喜久雄を気に掛ける竹野とか。

脇の人たちの演技もいい。

 

吉沢亮横浜流星は、この映画で

一段と演技を磨いたと思う。

子役たちも、よかった。

 

この映画で、じゃあ歌舞伎を見よう!

とは、自分はならないかな。

そこは、やっぱり映画の作りだから

劇的な音楽が流れて盛り上がったりするでしょ。

本物の歌舞伎は違うじゃん?

 

吉沢亮横浜流星見分けがつかない問題も

女形をしてても、自分は見分けがついた。

 

俊介の息子が、歌舞伎を継いでいくかと

思ったら、才能も情熱もなさそうだった。

残念。

 

喜久雄が、国宝に選ばれた瞬間

「あ、そうか、タイトル国宝だもんな」

歌舞伎が国宝って意味かと勘違いしてたw

 

主題歌も、すごく、よかったな。