岩井俊二作品。
松たか子の初主演映画になる。
北海道から上京した卯月(松たか子)は
東京の武蔵野の大学に通うため
慣れない土地で一人暮らしを始める。
正直、この映画は、松たか子の美しいPVみたいだw
とにかく、物語らしい起承転結がなく
卯月の日常を淡々と撮影している。
卯月が、自転車で、桜並木を走る姿も
原っぱで本を読む姿も、とても綺麗だ。
何も起こらずに、この映画は終わるのかな?
と、思っていると
後半、卯月の高校時代の先輩・山崎先輩(田辺誠一)が
本屋でバイトしている。
雨が降る中、卯月の赤い傘と
卯月の笑顔が
あぁ・・・
卯月は、大好きな先輩を追って
東京に上京してきたんだ!!
と、気づく。
そして、気づいた時に
物語は終わる。
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