放課後の教室

ドラマ、映画、本、感想ブログ

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放課後の音符

高校の合宿の夜

たまたま、同級生から借りた本が

この小説だった。

 

それまで、マンガは、よく読んでいたけど

小説を読もうと、思ったことはなかった。

 

最初の一文から、読みやすかった。

 

小説は、最初の数行が大事って

今でも思っている。

 

夢中になって読んでいると

同級生が、もう寝るからと言われ

続きが気になるまま、返した。

 

合宿から帰って来て

真っ先に、地元の大きな本屋に

その小説を買いに行った。

 

初めて、自分のお小遣いで小説を買った。

 

それが、山田詠美作品との出会いだった。

 

物語は、8編の短編集だ。

主人公の女子高生「私」と、「私」を取り巻く

恋の物語だ。

 

ちょうど、読んでいる自分と同じ年頃の

等身大の恋物語だった。

 

 

「Body Cocktail」

カナは、17歳で男の人とベッドに入ることを

日常としている。

 

「Sweet Basil」

幼なじみの純一に、まっすぐな視線を送るリエ。

 

「Brush Up」

帰国子女の雅美。

 

「Crystal Silence」

沖縄で、恋に落ちたマリ。

 

「Red Zone」

彼氏に、フラれたカズミ。

 

「Jay-Walk」

ヒミコは、他の女の子の男ばかり奪って

女子から嫌われていた。

 

「Salt and Pepa」

カヨコ先輩は密かに、先生と、つき合っている。

 

「Key note」

幼なじみの純一が、彼女と別れた。

 

 

片想いに悩む同級生には

純一に、片想いしているリエの部分を

手紙に書いて渡したりしてたな。

 

大人になって、飲んだジントニック

すごく苦くて、おいしくなかったw

 

そんな、ひとつ、ひとつの短編を

何度も何度も読んで

ほとんど覚えてしまったけど

大人になった今でも、フイに思い出す

言葉が、宝物のように感じた。

 

そして、当時、私が買った本の

表紙の淡い色や、薄いペーパーが重ねてあって

それが、また、オシャレ感を出していた。